サプリへのニーズが生まれた背景

かつて米国では、ガンの死亡率半減のための治療技術の向上に多額の予算を割いたと言われています。けれど「治療」では一向に成果が上がらなかったことから、「予防」を重視した対策を行うように方向転換していったようです。

国民の健康状態と摂取している栄養素などを調べた結果、ガンや心臓病、糖尿病などの現代病は、食事が原因である「食源病」であると結論され、特に動物性脂肪の過剰摂取は問題視され、さらにはカルシウムや鉄、ビタミンA、B1、B6、C、Eなどの栄養素が不足しているということが深刻に報告されたと言われています。このことから食事の見直しが積極的にされるようになり、サプリへのニーズが生まれたと言われています。

サプリメントという言葉を直訳すると、「補助するもの」「補完するもの」となるようですが、これは必要な栄養素は食事で摂って、足りないものはサプリで補い、健康維持を心がけていこうということにつながるのではないでしょうか。米国は国を上げてサプリに関する研究をし、健康増進に関しての取り組みに力をいれてきた結果、国民の健康促進やQOLの向上を達成することができたのではないでしょうか。

最近の研究では、このような取り組みのおかげで医療費削減に貢献しているという報告もあるようで、サプリを使用した場合にどの程度医療費を抑えることができるかという予測結果も出されているそうです。約7年間の累積で5兆円もの削減額が見込めるようで、医療費が高額な米国の場合、 自分の健康は自分で守るという意識が高く、アドバイスを受けたりして正しい知識を得ようとする人が多いそうです。

現代の日本でも自分の健康は自分で守るという意識はとても大切になってくるのではないでしょうか。機能性表示食品の新制度が2015年にスタートしたのも、食品産業の市場拡大と医療費削減を睨んでのことだと思います。

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